夏の茶花








チダケサシ(乳茸刺)

学名:Astilbe microphylla ユキノシタ科

茎に、乳茸という食用キノコを刺して運んだことからこの名があります。









ホタルブクロ(蛍袋)

学名:Campanula punctata キキョウ科
別名:ツリガネソウ、チョウチンバナ、トックリバナなどの地方名あり

長さ4〜5cmの大きな釣鐘状の花を咲かせます。








シチダンカ(七段花)

学名:Hydrangea serrata ユキノシタ科

アジサイの原型。







ツキヌキニンドウ(突貫忍冬)

学名:Lonicera sempervirens スイカズラ科
別名:ロニセラ、トランペット、ハニーサックル 
原産地:北米  

葉の真ん中を花の咲く茎が突き抜けているように見えるのでこの名前があるそうです。








オダマキ(苧環)※これは洋種です
学名:Aquilegia flabellataキンポウゲ科
別名:アキレギア、イトクリ(糸繰)
原産地:日本

花の形が機織りの糸巻き(オダマキ)に似ているところから名付けられました。
花の後ろの尾を引いたような形が特徴。

◆閑話休題◆
おだまきというと思い浮かぶのが、静御前が鎌倉へ連行されて頼朝の前で詠った
「しずやしず しずのおだまき繰り返し むかしを今になすよしもがな」という歌です。
「おだまき」というのは「小田巻」とも書き、糸を繰る昔の道具です。
真ん中が空洞になっていて糸を巻きつけて使います。くるくる廻るので「おだまき」というのは「繰り返す」という言葉の枕詞になっています。








カブラキキョウモドキ

洋名:カンパニュラ ラティフォリア

 










ヤブレガサ(破れ傘)

学名:Syneilesis palmata キク科

若い葉が葉をすぼめた破れた傘に似ているところから名つけられました。
てんぷら、おひたし、和え物などにもなるらしいです。

 








カガリビソウ(篝火草)

学名:Begonia X hybrida シュウカイドウ科
別名:タイマツバナ(松明花)、タイマツソウ、

まさに篝火を焚いているような姿からつけられたようです。

 








ニワナナカマド(庭七竈)

学名:Sorbaria kirilowii バラ科
原生地:中国

葉の形がナナカマドに似ているため名付けられれました。
別名、珍至梅(チンシバイ)。花は梅に似ています。

 










ハナガサ(花笠)

学名:Hibiscus syriacus アオイ科

和名:ムクゲ(木槿、槿、無窮花とも書く)
ムクゲの名は木槿または無窮花の読みによるといわれてます。

インド・中国原産

大韓民国の国花。
初夏から秋にかけて咲きます。

水虫に効くらしいっす…

 








ミズヒキ(水引)

学名:Polygonum filiforme タデ科
別名:ミズヒキソウ(水引草)
原産地:インド

お祝い袋にかける紅白の水引を連想して名前がつけられました。








ノリウツギ(糊空木)   

学名:Hydrangea paniculata ユキノシタ科 
別名:ノリノキ(糊の木)、サビタ

樹皮から,和紙をすくときの糊を採ったことから名づけられたそうです。








ソウタンムクゲ(宗旦木槿)

アオイ科
別名:ソコベニ(底紅)
原産地:インド 中国

千利休の孫・宗旦が好んだことからこの名があります。
白い花弁の底に紅色が入ることから「底紅」という別名ももっています。
   

    








ハゼラン

学名:Talinum crassifolium スベリヒユ科 
英名:coral flower

別名:イセハナビ、アワハギ、サンジソウ(三時草)、サンジカ (三時花)、江戸の花火、午後三時の天使、三時のあなた、三時の貴公子(なんてのもある) 他多数

原産地 熱帯アメリカ

別名・三時草という名前のとおり、午後3時くらいから咲き始め夜になると閉じてしまいます。








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