*祇王・妓女*




萌え出づるも枯るるも同じ野辺の草

いづれか秋にあはではつべき







わが世の春を謳歌する清盛に寵愛された白拍子姉妹。
姉妹の出世にあやかろうと都では名前に「祇」の字をつけるのが流行ったといいます。
アポなしで清盛の元へ乗り込んできた16歳の白拍子・仏御前を取り成した結果、清盛の寵は仏御前へ移ってしまいます。
その後、祇王は21歳、妓女は19歳で出家。仏御前も自分のせいでふたりが追い出されたことを懺悔し、尼になり祇王・妓女と共に暮らしたと言われております。