Paris

5日目〜フォンテーヌブロー


5日目。
この日は観光最大の不安の山である郊外のフォンテーヌブローへ行きました。
何が不安って電車です(ーー;)
パリに到着した日に買った定期券はフォンテーヌブローまでの分も考えて広範囲にしておいたのに、やはり恐れてことが起こってしまいました(ーー;)
駅のインフォメーションで念の為この定期は使えるか聞いたらゾーンが違うと言われました。運営会社が違うんだからそんなことは判っとるわ!要は電車に乗れるか乗れないかの問題なのに(-_-メ;)
大体、空港駅ではこれでいいと言われたのに(-_-メ;)
想定の範囲内とはいえ下車駅の改札チェックを恐れ仕方なく切符を買ったものの…アセったせいか余分なものまで買ってしまいました(-_-メ;)
結局、出発駅の切符チェッカーは壊れてるのかチケットが通らないし下車駅には改札はないし(激怒!!)定期券で大丈夫だったんじゃないか(-_-メ;)
大体、現地精算が出来ないで罰金になるってシステムがすべてよくない(-_-メ;)
ここだけで3536円もの損を出してしまいました(-_-メ;)
フォンテーヌブロー城へはバスで移動したのですが、10分くらいしたところでほとんどの観光客らしき人が降りてしまい非常にアセリました。
でも城らしき建物はまだだし…と、この旅の中で一番心臓がドキドキしました(゜゜;)
さらに15分以上経ってやっと城の柵が見えてきて一安心。
どうも先に降りた人たちは城の裏側、私は城の周りをぐるっと周って表側で降りたようでした。

フォンテーヌブローはパリから1時間くらいで行ける、もともとは王侯貴族の狩場だった所です。そこにフランソワ1世によってイタリア・ルネサンス様式の城が建てられ、歴代の王により増改築が繰り返されたので各時代の建築様式が取り入れられています。


前の庭は「別離の中庭」と呼ばれてます

ナポレオンはここで腹心の部下に別れを告げたあとエルバ島へ流されて行きました。


馬蹄型階段↓→

こういう階段を見てると「ああ…ヨーロッパの城だなぁ…」と感動しますね〜
想像してたより小さかったですが。


↓ルイ13世の間

↓舞踏の間

柱や壁にはフレスコ画が描かれています



↑ディアナの回廊
図書室になってます


↓フランソワ1世の回廊
壁面上部には少年たちの彫像がたくさんありますvv

仏蘭西で集めた少年コレクションはコチラ


↓私の一番お気に入りの部屋です
金の装飾が美しいvv

←三位一体礼拝堂

聖歌が流れていて最高の雰囲気ですvv
誰もいないのでゆっくり浸れました。




広い庭園は綺麗に整い噴水や泉などもあって散策に最高です。
…が、だだっ広いし人もほとんどいないし曇ってて寒いし風は強いし愛を語らう相手もいないし(爆)噴水なんか見てるだけでも寒いので端っこをちょっと歩いたらもうどうでもよくなりました(~ヘ~;)

↓フォンテーヌブローの寒々しい庭園
誰もいねぇ…


フォンテーヌブロー城には丸1日当ててたのですが、一通り見終わってしまったので予定より早く帰ることにしました。
1日いるつもりで帰りの電車の時刻は夕方以降のしかチェックしてこなかったのですが(45分〜1時間に1本しかない)、ちょうどすぐ来た電車に乗れました。
あの時はバス乗り場や行き先ばかり気になってさっさと帰ってしまいましたが、今思えばもっとゆっくり街中を散策すればよかったと後悔してます。小さい街ですしバスは街中を走ってますもんね…

予定より早くパリ市内に帰って来れたので、夜に拝観予定にしてたルーブル美術館へは少し早めに行くことができました。


↑ミロのビーナス
前だとありふれてるので後ろから撮ってみました

以前はモナ=リザ以外は写真撮影可だったのに今は2階にある絵はすべて撮影不可になってました(-_-メ;)
3階はダメって貼ってなかったのでフラッシュなしで撮っちゃいましたが(^^;)
とにかく広いので、まず18世紀フランス絵画を手始めに観て回りました。
すぐ疲れるので椅子に座ってちょこちょこ休みながら…。

絵画部門だけを観ましたが膨大な量があるので、どうでもいいようなジジイの絵とか興味ない絵はすっ飛ばして有名処・綺麗処を優先して観ました。
閉館時間までいるつもりでしたが、足が限界になり有名処も無くなってきて、もういいかな…と思っていると美少年のいる1枚の絵がっっ!!
馬がにんじんぶら下げて走るように、最後はもう絵画の中の美少年を見つけることだけを活力に最後の力を振り絞って観てました…。
まったくしょうもない…。

仏蘭西で集めた少年コレクションはコチラ

その夜、デジカメの電池が切れてきたので試しに変圧器を繋げてみたら…ちゃんと使えました。
初日の反応は一体何だったんだ…








 

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